当園で土壌改善のために使用している自家製鶏ふん堆肥についてご紹介します。
流れでいうと、
①発酵竹チップ作り(一次発酵)
②一次発酵後、鶏舎の敷床へ
③半年後払い出し、コンパネ箱に移動。昨年の温床の残りと混ぜ合わせる
④定期的に攪拌させ好気発酵し、発熱が収まったら完成。
まず、真冬に地域の放置竹林を竹チップ化して適度の水分をかけ野積みにし、一時発酵させます。
一次発酵後の竹チップは、鶏舎に移動して山から拾ってきた落ち葉腐葉土と合わせて敷床にします!
鶏舎に溜まった鶏糞を掻き出す作業👇
コッコ達を外に出してから、止まり木を移動させて鶏舎の敷床を掻き出します。
コンパネで作った鶏堆肥箱👇
掻き出した鶏舎の敷床は、昨年の温床の残りと混ぜ合わせます。
💬発酵を保つために適度な水分量が必要なので水を掛けながらの作業です。
定期的に攪拌させて空気と触れあうことで発酵が進み、だんだんと臭いのしない黒っぽい土のように変化していきます。
発熱が収まったら自家製鶏糞堆肥の完成🙌
すべて地域資源を活用した堆肥なので、使う身としてもとっても気持ちがいいんですよね☺
昨年切った竹が、山の落ち葉が、コッコ達の糞が淡路島の大地に戻っていくんだなぁと。
長い時間のかかる作業ですが、本来はこうして作物を育てていたはずですよね。
遠い国から資材や資源を取り寄せることなく、地域を循環して成り立つ農業はきっとこれからの時代必要で無くならないのだと信じています。