鶏の光線管理

昨日は中秋の名月でしたね~

早めに仕事を切り上げて、鶏舎のある裏庭で焚き火してお月見しました🎑

田舎に来てからお月様を見上げる日が格段に増えたような。

こういったことが増えると、心が豊かになる気がして嬉しいです😊

☝鶏舎のある裏庭でフライング気味の焚き火風景。

当園の鶏舎では秋から春先にかけて夕方点灯してます。

知らない人もいるかもしれませんが、鶏の産卵は日長と深い関係があるため、日照が短くなると卵を産まなくなる性質があるのです。

冬眠に近い動物の本能ですね。

そのままにしておくと秋から冬にかけて換羽といって羽が抜け落ち、たまごを産まなくなります。

そこで、鶏舎を点灯し雌鶏に秋の訪れを感じさせないようにする「光線管理」という飼育法をします。

日本で一般的なゲージ飼育では、ウインドウレスな鶏舎で気温や光線を管理しているため、なかなか知られていない畜産の一面かもしれないですね。

こうして年中産卵してもらえるよう管理し、現代では年中たまごを食べれるようになっているのです。

普段何気なく食べてる冬のたまご、実は大変貴重なもの。

いつも有難うございます、感謝🙏🙏